銀世界と暗雲低迷 in Hokkaido
序論: 完璧な旅程
旅程は完璧だった．
1日目午後には新千歳に行き，そのまま小樽へ．夜の宿は札幌でとる．
2日目朝イチで旭川に向かい，動物園に開店凸．夜の宿は旭川でとる．
3日目バスで富良野に向かい，合流してスキー．夜の宿はスキー場内．
5日目スキー後札幌に向かい，温泉で疲労回復．カプセルホテル宿泊．
6日目飛ぶ時間を気にしつつ，札幌で写真撮影．北海道君さようなら．
今回の旅行でやりたいことが全て詰まっている，最高のスケジュールのはずだった．
まさか前途多難な旅行になるとは...
1日目と凶兆
イメトレも完璧荷造りも完璧．満を辞して家を出る．
リップあったほうがよかったな．
まあ最悪買えばいいしたいした問題ではないな．
そう軽く思っていたが，実はここ始まっていたのかもしれない．
2時間以上前に空港に着く．暇だったので空港周りの写真を撮る．
良い天気だった．非常に良い天気だった．
その後，チェックイン．
ポケットいっぱいに荷物を詰め込み，重量制限を5kg台で余裕の突破．
これならお土産買えちゃうな〜とウキウキしながら，保安検査場に乗り込む．
呼び止められた．平静を装いつつ内心少し動揺していた．どうやら三脚が気になるらしい．
「ここの部分開けられますか？」
目的も言わずにこう聞かれる．
なんだ？変なもん入ってんのか？覚醒剤とか入ってないぞ？とか思いつつ，やってみるが開かない．
あかないっすねーなんて言ってたら
「実はこの三脚大きくて長さ制限に引っかかるんですよ」
と．
んなわけねえだろおお！！
ワシ出る前に3回くらい確認してんだぞおい！！
と内心思いつつ，もう一度測定をお願いすると，一緒に測ることに．
普通に59cmでクリア．
じゃあいいのねと思いながら三脚をしまっていると，
「もう一回測定いいっすか」
はい？さっき測ったよね？一緒に愛の共同作業したよね？
なんだこいつはと思いながら渋々取り出す．
検査員計り始める．様子がおかしい．
明らかに変な計り方をしている．
簡単に言うとメジャーが螺旋状になるように測っている．
これには流石にちょっとおかしいと思ったので，ここで言う高さの定義とは何かをオタク特有の早口で説明する．
理解してくれたのかは知らんが，OKサインを出してくれた．
しかしプライドが許さなかったのか，
「あーぎりぎりですねーギリっギリでしたねー」
「これは60cmだねーうん60cmだねー」
などとぶつぶつ言いながら，本来59cmなのを60cmにされた．
最後まで本当に意味がわからん人だった．
まあ持ち込めればなんでもいいけど．
というか行きの飛行機，30000mahのバッテリーに関して何も言われんかったな？
*1
若干到着時間が遅れたものの，無事新千歳空港に到着．
明日早いので先にみどりの窓口で旭山動物園切符を購入する．
快速エアポート号で一気に南小樽へ．
今回はこれを参考に南小樽から歩いて小樽へ向かう．
www.travel.co.jp
ほぼ7kgの重りを背負いつつ，小樽運河をはじからはじまで歩く．
まだ日が沈むまでは時間があったのと，背筋の限界を感じたので小樽駅まで行ってB級グルメを食べることにした．
少し調べて選んだ店がここ．
凄まじく安くて大盛りが食べられる美味しい店ということだった．
長崎屋に向かう．
長崎屋の中で迷子になる．
時間をかけて発見．
しかし店内の明かりは点いていない．
おかしい．調べた限り，今日は定休日ではないはず．
そう思いつつ店の前まで来ると，臨時の定休日．
オミ耳耳耳耳いいいいいいいいくろおおおおおおおおおんおおおおおおおんんん
発狂しそうな思いで店を後にする．
その後，小樽で食べることなく，日がくれたので小樽運河に戻り，写真撮影．
非常に綺麗だった．
快速エアポートで札幌に戻りつつ店を探す．
コロナの短縮営業でほとんどの店がもうLOすぎることがわかっていた．
その中で食べられそうなお店を発見．
ちくわぱんである．
これなら閉店間際でもゲットできると考えたからである．早速ドングリへ向かう．
灯がついている．
さあちくわぱんいらっしゃいと言わんばかりにドアを開けると，店にカーテンがかかっている．
なぜだ．
カーテンの隙間から盗視．
異様な光景が広がる．
おれのちくわパンが捨てられている．
おれのちくわパンがビニール袋に捨てられている．
おれのちくわパンが従業員の手によってビニール袋に捨てられている．
居ても立ってもいられなくなり，堪らず外に出る．
涙を堪え，次の店を探す．
ザンギで有名な中華に向かうことにした．
LOまでは15分を切っている．
歩いて向かうと絶対に間に合わない．
考えるより先に体が走っていた．
店まであと少しと言うところで，ふと冷静になる．
このブログコロナ前の記事か確認したっけ？
急いで他のソースを確認する．
あえて書かないが，つまり結局そういうこと．
完全に意気消沈している中，吉野家を発見する．
吉野家のメガ盛りに唐辛子，紅生姜鬼盛りをテイクアウトして宿に向かう．
サッポロクラシックを買い込み神になるための呪具を揃え来る宿前，やよい軒24時間営業の文字...
酷く惨めな気分になり吉野家があんなところになければ...と信仰対象まで疑う始末だったのだが，やよい軒だとサッポロクラシックは飲めないし，安上がりで済むのだからこっちの方がいいに決まっていると必死の合理化をしつつ，朝ドラを見ながら夜ご飯を食べた．
旅行はまだ始まったばかり．
2日目と凶兆
コンスタンティノスの朝は早い．
急いで身支度を整え，朝食会場でご飯を食べる．
流れるような身のこなしで宿を後にする．
あまりに完璧すぎたのか一本前の快速に乗ることに成功．
その結果余裕を持って宿に荷物を預けることができた．
レンズを高倍率ズームに変え準備は万端，旭山動物園行きに乗り込む．
シミュレーション通り西門から乗り込む．いざ開場．
可愛い動物たちが私の方を見る．
ふれあいやモグモグタイムなど，コロナでないものもあった．
ペンギン探検隊は変わらずやっており，尊死．
昼食も休憩も取らず6時間ほど撮影を続けた．
結局園内3周くらいした．贅沢な旅行であった．
端的に言って最高であった．
*2
ホッキョクギツネにお別れを言い旭川に戻る． 昨日の反省点を生かしてすぐに夜ご飯を食べることにした．
評判が良いラーメンを食べることにした．
きたれ，醤油ラーメンの完成形
そう思いつつ，のれんを潜る．
居酒屋のような雰囲気．
炭火のいい匂い．
メニューを開く．
ない．
ない．
ない．
ないのだ．
ラーメンが，どこにも，ないのだ．
動揺を隠せない．
もう一度最初から開く．
ない．
ない．
ない．
やはりないのだ．
らーめんが，どこにも，ないのだ．
メニュー表は一つ．これだけ．
とりあえず，心を落ちつかせるため山崎のロックを注文する．
うまい． ウイスキーはうまいのだが，何を間違えたのかわからない．
窓から外を覗く．
自分の目を疑う光景がそこにあった．
やきとり
そこには確かにそう書かれていた．
入ったのはラーメン屋ではなかったというのか...？
すぐさまipadで確認する．
初歩的な凡ミスをかましたことに気がついた．
のれんを見て入ったのだが，冷静にそんなに似ているかこの店？
おれはどうしてしまったんだ．
おれはなにをやってるんだ．
やってしまったことはもう仕方がない．
気を取り直して豚トロ，焼豚丼を頼む．
うまい！！！！！！！！
うまい！！！！！！！
うまい！！！！！！！！！ぞ！！！！！！！
豚トロが非常にうまい．
はっきり言って今まで食った焼き鳥の中で一番うまい焼き鳥だった．
ザベストオブ焼き鳥大賞です．
(焼豚丼は普通だった．)
ラムたんを頼む．
これもうまい．ラムの癖が微塵もない．
ラムの癖もわりと好きなのでどっちが来ても嬉しいのだが，ここまで癖がないのも初めてだったので驚いた．
ラーメンの3倍くらいの金を支払い，非常に幸せな時を過ごした．
夜は暇だったので適当にラインを送りつける．
とあるやつから衝撃の告白を受け，アドレナリン全開であまり眠れなかった．
なぜ，今なんだ？
3日目と凶兆
ラベンダー号に乗り先輩方と合流してスキーをする．
スキー好きーwwwwwww
今回初めてgoproを使用した．
どんな画像が撮れるのか非常に楽しみだった．
電源を入れ，スタート．
直後，目の前が真っ白になる．
どうやら深雪に突っ込んだらしい．
そう言うシーズンもある．
まだ初滑りだったので体が慣れてなかったのだろう．
souomotteita....
気を取り直して次のラン，再度電源を入れてスタート．
直後，目の前が真っ白になる．
goproはよほど北海道の雪が好きみたいだ．
ナイター直前まで滑り切り温泉に入る．
新プリンスホテルの悪い点として温泉が圧倒的に遠いことが挙げられる．
タオルを客室に忘れて取りに帰る．それだけで5分以上かかる．走ったのに．
ご飯の予定が繰り上がったこともあり少し焦っていた．
こういう時は例外なくハプニングが起こる．
ロッカーにかけたズボンのポケットから携帯とルームキーが滑り落ち，携帯がロッカー下の絶妙な隙間に入り込む．
もうスッポンポンだったので，とりあえずお風呂に入ることにした．
お風呂から出たのち，受付の人に事情を説明し掃除のおばちゃんを召喚した．
かなりレアなケース(隙間がたまたま広いところだった)らしくておばちゃんも困惑しつつ無事回収．
埃まみれのケータイが帰ってきた．
そんなこんなで3日目は終了した．
夜のカーリング4点奪取が激アツだった．
4日目と凶兆
どうしてだ．
どうしてgoproは普通のランを撮らせてくれないのだ．
今回以外の普段のスキーでは正直ほとんどこけないのだが，goproをつけると転ぶ．
なんだなんなんだ？
その後のgopro大クラッシュで帽子，手袋に雪がついた． ゴンドラ乗り場で雪を落とす，なんていう呑気なことをしていた．
ゴンドラの中で気がつく．ゴーグルがない．
えええええ....
(何かをなくすのはうちの姉の専売特許なはずなのに)
しかし，落とした場所はかなり限られていたため，すぐ見つかるだろうと思っていた．
ゴンドラから降り滑り，乗り場を探す．
みつからない．
乗り場で落としたのはわかっているのに．
インフォメーションセンターに駆け込む．
怖いお姉さんにないと言われる．ショック．
結局その日は見つからなかった．
先輩に煽られた海鮮丼のほたてを食べた，めちゃ美味しかった．
goproの再生方法を教えてもらい観賞会をやった．
最後のクラッシュが一番面白かった．
5日目と凶兆
凄まじい雪．
4日目のゴーグルロストが痛すぎる．
一眼を片手に先に独り行動を始める．
しかし一本リフト乗っただけで一眼は壊れそうなので無理だと判断．
コインロッカーに預けて，先輩方と合流．
ゴンドラの方に移動し滑る．
ゴーグル内のキチいいいいいいと思いながら滑っていると，フェイスガードがないことに気がつく．
すぐさまインフォメーションセンターによる．
残念ながらフェイスガードはないみたいだが，ゴーグルが帰ってきた．
錬成には生贄が必要．人生等価交換．
(なぜゴーグル見つかったの電話で教えてくれなかったのだろうか...)
ちなみに，この日の受付のお姉さんすごくいい人だった．
宅急便の期限が迫っていたのでわりと早く切り上げ，オールインワンで次のスキー場に送りつける．
温泉入る時間がなかったので，そのまま先輩方と別れ，ラベンダー号に乗り，札幌でカプセルホテルに泊まる．
このカプセルホテルが温泉付きで2000円．
神サウナがあり非常に良かった．
死んだように寝る．
6日目とカタストロフ
昨日の雪で交通インフラが麻痺．
かなり疲れてたので早めに行って新千歳温泉にでも行くかーと思っていたが電車がない．
バスは動いていたので混む前にバスで向かうことにした．
12時の飛行機は飛びそうだったのと18時方が天気回復する見込みがあったことから言うて大丈夫だろーと思いつつ，乗車．
バス乗車中に飛行機欠航が決定．
詳しく言うと，バスの中はずっと寝ていたので新千歳ついて確認した．
仕方がないので振替便を探す．
振替便がない．
3日後までひとつもないのだ．
当然peachみたいな格安航空では他社便乗り換えといった神制度が存在しないので，3日以内で飛行機をとるには払い戻しして，他社のものを新しく乗車券を買う必要がある．
当然格安航空の便は無くなっているので，ana，jalか3日抑留を選ばなければいけない．
金がないので3日抑留を選ぶ．*3
実際これは英断であったことを後で知ることになる．*4
飛行機をとったのちに軽く散策し，新千歳空港温泉に入る．
当然仮眠室を使った宿泊になる．
マイクラを買って少し遊ぶが操作性が最悪だったのでやめた．
幽遊白書を読んでいたのだが13巻だけそこになく，興醒めしたので母からもらったピアノコンサートのオンライン配信を聴きながら，わりと早く寝た．
www.new-chitose-airport-onsen.com
7日目と北海道事変
仮眠室でよく眠れないまま朝を迎える．
どうせ今日もここに泊まるんだよなと思いつつ，朝風呂に入る．
清掃のために一時外に出る必要があった．
おいしいものを食べることか，空港の写真を撮るしかやることがなかったので，とりあえず美味しそうな昼飯を探す．
絶え間なく聞こえる欠航便情報を横耳に聴きつつ散策．
人気の海老塩ラーメンを待つことなく入り，温泉に戻る．14時くらいだった．
温泉の前で人が立ちすくんでいた．
今回の旅行で培った第六感がようやく緊急事態宣言を発令する．
ここで発令しても遅いんだよ．
どうやら人数制限がかかったらしい．
もう朝の5時までは人を受け付けないとのこと．
タクシー乗り場，バス乗り場は長蛇の列．
後から聞いたところによると3時間ほど待ってようやく乗り込め，3時間ほどかけて札幌に行くことが可能になるらしい．
インフォメーションセンターに行き空港解放の可能性を探る．
まだ決まってはいないが蓋然性は高そうと判断し温泉近くの椅子を取る．
友達とゲームをしようとするが，通信ができずに断念．
2時間近く喋ってくれたので感謝．
椅子で仮眠．だんだんと人が周りに増えていく．
グループできている人と一人で来ている人の活力が全く違くて面白かった．
携帯の充電がなくなりそうだったので，コンセントにバッテリーとipadを差し込む．
この時ipadのキーボードを何を思ったか盗まれたくないなと思い外して持ち歩く．
睡眠不足で認知能力判断能力が著しく低下しているこの状況で，非常に存在感がないものを持ち歩く難しさは冷静に考えることができればわかるはずである．
当然の如くキーボードは神隠しにあった．
空港解放が決まる．
どうやら配給があるらしいとのことで1Fに行く．
銀マットと寝袋と災害用飲食が支給された．
災害扱いなんだなと実感した．
個人的に空港解放で驚いたのはかなり治安が良かったことである．
こんな状況になったら従業員への罵倒，怒鳴り散らかす人などいろいろ現れるかなと思っていたからである．
むしろプロントの人がコーヒー持ってきてくれたり人の善意が見れる機会だった．
8日目と雲外蒼天
朝起きる，実を言うと仮眠室よりもよく寝れた気がする．
この日は家族がエアターミナルホテルをとってくれていたので，3日ぶりにまともなベットで寝ることができる日だった．
チェックインまでは時間がある．
昨日の配給パンを食べる．*5
とりあえずホテルに荷物を預けてふらつく．
新千歳にはシアターがあるので朝イチで呪術キッズになった．
自由席で一番最初に入場したので，普通なら有料っぽいど真ん中の一番良い席で見た．
終わるとチェックイン可能時刻になっていたためチェックイン．
風呂に入りに行く．
風呂入った後は飲食を回る．
多くの飲食店が営業再開しており，ずっと食べたかった松尾ジンギスカンも復活していた．
LOが17:30で入店17時だったのでかなりギリギリであった．
美味しかったが市内で一昨年食べたときの方が美味しかったのはやはり立地なのか？
食べたいものを食べて満足したので部屋に戻る．
ここからいまいち何をしたか覚えていない．
久しぶりに何も起こらず，平和な1日であった．
運が戻ってきているのを感じる．
9時には力尽きていた．
9日目と帰宅
起床後運行状況の確認．
飛んでる．感動．
木曜日という最悪の曜日に帰ることになってしまったのだけが不服だけれど帰れそうで良かった．
なぜ最悪かだが，勉強会と(学部最後の)mtgがあるからである．
すなわち，電車から一度降りて発表する必要があるのである．
(降りないで早く帰ることも考えた)
そんなことは置いておいて朝から飲酒．当然．*6
お土産を買い込み，保安検査．
搭乗券をどっかにやってしまい焦る．
新千歳はどこで重量検査やるのかなと思っていたんだが，ついに最後までなかった．
ポケットいっぱいに詰め込んだ苦労はなんだったのか．
何はともあれ成田について良かった．
まあ成田についても高級列車なんて使わないので4時間くらいかかるんですが．
終わりに
めちゃめちゃ貴重な体験ができたといえば聞こえがいいが非常に疲れた．
次同じことがあったらいろいろ対処できると思うけど，もう二度としたくない．
スキーと(旅程にある)独り旅行は最高に楽しかったのでまたやりたい．
P.S.
ウクライナ情勢やべえ...
4A@eeicの終わり．すなわちTodai生活の終わりと地獄の始まり．
4年間終わったんだってよ
長かったのか短かったのかわからない大学生活を振り返る．
卒論も終わりあとは発表すれば大学人生の幕が閉じる．
ここで4年間を振り返るのも悪くない(ｷﾘｯ)
とはいっても大学から院に行くだけなのでたいした変化はないっちゃないんだが。
1年，ようこそインキャの巣窟へ
まず驚いたこと．男ばかり．なぜこんなにもこの大学は男しかいないのだろうか．
小中高を公立の共学校ですごしたため，男子校のノリにカルチャーショックを受けた．
この頃一番キツかったのは通学．
一限に出るためには6時台には家を出る必要があった．
高校生まで8時15分に起きれば間に合う生活を送っていたこともあり怠惰な生活に慣れきっていたわけだ．
高校の長距離通学者を素直に尊敬した時期．
なお，必修以外はおきられるわけもなく...
# 駒場は授業も立地も民度もクソ
2年，天国の2Sとこんにちはeeic
この大学の夏休みと呼ばれる2Sは非常に楽しかった．
世で言う「大学生」を満喫した時期であった．
それに続く2Aは課題の量が多かったものの，それぞれが大した量ではないので，(今の基準で考えると)キツくなかったんだとおもう．(量が多いのが心理的負担になるという指摘はさておき)(なおソフ2)
3年，おはようコロナウイルス
学科に本格的に進学し，楽しい楽しい本郷ライフが待っている！ 一人暮らしの準備も揃った！たのしみだなあははははああああああああ！
ルンルンで迎えた3年生．待っていたのは登校禁止． ほんまコロナ。
正直この時期が一番キツかった．
仲間と楽しく(？)やるはずだったi実験も一人で全部やり，途中から始まった実験グループでは虚空に向かって話しかけている始末．叫んでもやまびこすら帰ってこない．当然友達などできるわけもなく虚しい時間だけが過ぎた．
既存の友達とも出かけられず，何も面白くない日々を送る．
あ，授業は普通に面白かったような気がする．全部録画だけど．
3A，BDMで初めて学科の人と(リアルで)話す．
BDMがなかったら学科の人と本当に関わりがなかったことになる．
演奏会とかも復活したりBDMしたり後期実験したりで後半は楽しかった．と思ったけど演奏会は開催できなかったんだった．
春休みもUSJとかいったな．ハリポタよかった．
4年，Hello kennkyu!
研究が始まった．1ヶ月ほどして気が付く．
この研究室あまり向いていない．
正直こうなる気がしていた．
それにも関わらずこの研究室を選んだのは，3Aで理論ぽいことがしたくなっちゃったからだ．
理論系はあまり向いていないと駒場の時にはわかっていた．
しかし，
気の迷いから院で理論を選択するリスクがあったのと，
卒論は参加賞で十分と思っていたので選んでしまった．
まあ自分の興味を再確認できたので後悔はまったくしていない．
チュートリアルが終わると院試が降ってくる．うちの研は健全なので院試休みがありちゃんと勉強できる．(逆も観測上は正しいので裏も当然正しい)
4年の中で一番勉強できた時期かも．来年の研に関する勉強とかもやってた．
院試が終わると中間報告(ゴミ)を生成した．
そこから卒論提出までなんか時間がない気分にずっと追われつつ，研究(笑)をしていた．
興味がないのにやらなきゃいけないストレスと，理解できないストレスに襲われる．
そして昨日，卒論(ゴミ)を提出した．
来週発表をしたら大学を卒業できる．
さようなら，全てのeeic．
ふりかえって
本当に味気のない4年間を送ってしまった．進振りも研フリも院試も全てうまく行ったはずなのになぜこんなに味気ないのだろうか．
冷静に考えた時に何も成し遂げてないからだと思う．なんとなく全てが中途半端がゆえに輝くものが一つもない．なんとなくで生きるとこうなる．
息抜きをしつつ，院では同じ轍を踏まないようにしたい．
大学院生活に向けて
勉強ができていたと自分で感じていた時に共通する特徴として時間的な余裕があることが挙げられると思う．
勉強，特に研究は最初わからないことしかないのに加え，多くの参考文献を辿る必要があるため調べ方が難しい&時間がかかる場合が多い．
その結果，創造的な思考をする時間というのがあまりないというのと，理解できるまでの時間的見通しが立たず，ストレスがたまり集中できなくなる．
今日のmtgで教授が言っていた，「卒論の進捗曲線の微分係数は単調減少なので最初に時間的リソースを割くことができないとうまくいかない」(意訳)はこのことに起因するものだと思う．このことを念頭に置きながら春はスタートしたい．
またクソみたいな駄文を生成してしまった
はあ，スプラとサンブレイク楽しみ
